生まれ月の誕生石
誕生石の起源には占星術や地域説などの諸説がありますが、明確に文書として残っているものにそれぞれの聖書があります。旧約聖書の出エジプト記28章17 - 21節には裁きの胸当てにはめる12個の貴石の記述があります。12の貴石にはそれぞれ支族の名を彫るように指示されており、訳としてオデムをルビー、サピールをサファイヤ、ヤハロームをダイヤモンドとしているものがありますが、これらの宝石は硬度が高くて彫刻は困難。新約聖書に記されているエルサレムの城壁の土台石に飾られている宝石に因むという説がクリスチャン人口の多いアメリカならではの有力な説です。都の城壁の土台石はあらゆる宝石で飾られていた。第1の土台石は碧玉、第2はサファイア、第3は玉髄、第4は緑玉、第5は赤縞めのう、第6は赤めのう、第7は貴橄欖石、第8は緑柱石、第9は黄玉、第10は緑玉髄、第11は青玉、第12は紫水晶。— 新約聖書 ヨハネの黙示録新共同訳 21章19, 20節に記述